最強女†暗殺計画

「.........わかりましたよ。」

翔が何かをボソッと呟いた後
一瞬気を取られた、

ガンガン俺に向かってくる弾丸をギリギリ避け一気に終わらせようと翔の背後に回った瞬間に
俺の身体に蹴りが入れられ痛みに襲われた。

「な...っ、てめ...」

「わかっているんですよ?貴方が瞬間テレポート、いわゆる超能力が使える事は。」

っ!?
こいつ、まじでわってて俺と戦ってたのかよ...
喋ってる間も攻撃を止めずに俺を蹴り続ける翔。

「...ぅ...ぐ......」

ゲホゲホと咳き込み、痛みに襲われ、俺はもう意識が飛びそうな程ボロボロで、痛みつけられた

「瑠璃は、日本にいてはいけないんです。」

「な...んだょ.......それっ」

痛みと攻撃に耐えて必死に出した俺の声はまるで他の奴の声みたいだった

「瑠璃が、この道を歩んだ原因の瑠璃の両親がいるからですよ。一ヶ月なんて長い時間日本に滞在したら両親に見つかる可能性があるんですよ?」

...なんだそれ、聞いてねぇよ......
......聞いてなくて当然か...瑠璃は自分の事喋んねーしな...


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