最強女†暗殺計画
-瑠璃side-
苦しい。何が?胸が、ぎゅうって押しつぶされそうだ...
翔に悪い事してる気分になる...
「僕への想いが恋心と言うのなら、その男を処分して一緒にイタリアに帰りましょう。」
「...嗚呼。」
せっかく翔が僕にくれたチャンス。今の宮野蓮にはあの能力は使えない。
絶好のチャンスじゃないか...なんで......なんでこんなにも苦しいんだ...?
「...瑠璃?できないのでしたら僕g(((」
「いい。僕が殺る。」
無様な程ボロボロな宮野蓮が目の前に倒れている。
微かに目を開いて...ジッと僕を見ている
「.........。」
何かを言いたかったわけではないが口を開いていても言葉が出ない。
刀を出し近づき振りかぶる、