好きなもんは好きだっ!!

この苛立ちの正体は。side洸




[洸side]





いつも通りだったんだ。

いや、いつも通りだと思ってた。





この日までは―――――……。


そう、
少し安心し過ぎていたのかもしれない。


雨宮は俺が好きで、

雨宮を俺は突き放す。




それが、当たり前だと思ってた。



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