早く気づけ、バカ。
朝、いつものように君が来た。
「絹ー置いてくぞー!」
「ちょっとまって!」
いつもどうりの会話。
何も変わらないはずなのに自然と表情が暗くなる。
「絹?具合でも悪い?」
なんでこんなに優しくするんだろう。
彼女、居るくせに。
でもこんな事口が裂けてもいえない。
「ううん、・・大丈夫^^」
強がりなんて君にはすぐばれるのに
せめてものあがきでそう答えた。
「・・相談、乗るから。ほら、学校送れるからもう行くぞ。」
「うん!」
相談なんて出来るわけ無いじゃん。
貴方がすきすぎて、辛いんです。
こんなこと
「言えるわけない・・。」