ドキドキのち、マイラブ
「花梨顔が赤いよ大丈夫?」


私は顔を横にブンブン振った。



陽人が笑っている。



陽人その笑顔止めて心臓に悪い。



ドキドキが速まる。



まとに見れない。



陽人が心配して私に近づく。



俯く私の顔を覗き込んだ。


もう駄目我慢出来ない。



近付く陽人の唇に自分の唇を押し付けた。



驚く陽人。



「ごめん我慢出来ない。陽人が好き。」



私は陽人に抱きついた。



陽人が、「花梨酔ってないよな?」



酔ってなんかいないよ。陽人私陽人が好きなんだよ。


この気持ちに気付いていたのに、



言葉にするのが怖かった。


こんな私が陽人を好きになっていいのか?



ずっと自分の気持ちを押し殺して来た。





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