ドキドキのち、マイラブ
寮に戻っても離れたくなかった。



でも出勤の準備をしなくてはいけない。



中々離せれない手を離す。


「陽人と又後でね。」



「あぁ分かった。」



バイバイをした私たちは別々の部屋に入った。



私は部屋に入った途端に体が震えた。



友章はもういないのに、体が震えて動かない。



陽人助けて怖い。



友章がいるわけがないのに部屋に入れない。



私は玄関から中に入れない。



陽人お願い助けて!



気がつくと陽人が後ろから抱き締めて来た。



「花梨大丈夫?」



怖い陽人部屋に入れない。


体がガタカダ震えて動けない。



陽人が俺の部屋に行こう。


私をお姫様だっこをしてくれた。




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