ドキドキのち、マイラブ
その後も何人かと付き合ってけどうまくいかなかった。



それはやっぱり丸屋の息子と言う事で女たちは陽人を見ていたようだ。



そしてもう女なんかいいとも思った時、



丸屋でバイトする私を見掛け、



毎日見ているうちに私に恋したらしい。



遠くで見ているだけでいい。



俺が丸屋の息子だって事が分かったら、



私も今までの女のようにと思うと声が掛けられなかった。



たけど私の一生懸命働く姿が忘れられなくて、



私と一緒に働きたいて思うようになった。



陽人は今まで絶対親父の仕事は継がないと思っていた。



たけど私に恋した陽人は初めて兄貴たちのように、



丸屋の仕事を継いでもよいと思った。





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