ドキドキのち、マイラブ
俺は丸屋を継ぐ代わりにどうしても花梨に、



丸屋で働いてもらいたかった。



だから無理矢理親父に頼んだ。



最初は駄目だと言われたが、



花梨と一緒に丸屋で働きたい事を話すと親父は承知してくれた。



そして親父は花梨の家に行き、どうしても丸屋で働いてほしい事を頼んでくれた。



花梨をよく知る兄もこの店には必要な人材であると言ってくれた。



花梨は地元の銀行に就職が決まっていたのに、



無理矢理お願いして来てもらう事になった。



俺は本当に嬉しかった。



花梨と一緒に働ける事が嬉しかった。





< 125 / 241 >

この作品をシェア

pagetop