ドキドキのち、マイラブ
海に着いた。二人で座りずっと海を眺めていた。



静な波の音と潮の香り。



友章が肩を抱き寄せる。



「花梨好きだよ、愛してるずっと二人でいたい。


もう絶対浮気はしない、約束するから。


俺から離れないでほしい。」



友章の気持ちがよく分かる


だけどもう遅い。



友章にどんなに愛されても、この五年間の二人の時間も今の私には必要に思えない。



ごめん。私って最低。



友章に肩を抱かれながら、愛してるってささやかれても、



今の私には陽人の笑顔しか思い浮かばない。



友章ごめん。



陽人ごめん。



今の私は謝る事しか出来ないた。



波の音が心に凍みる。





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