ドキドキのち、マイラブ
入社初日からこんな状態で、本当に大丈夫なのかと思ってると、店長が自己紹介をお願いしますと言った。
私たちは担当部所と名前を言う。
田村君が自己紹介した時、女子社員がざわつく。
私は気にもならなかったが、横にいた小野さんが言った。
「田村君イケメンで店長と同じ名字だから、花梨ちゃん意味わかるよね。店長とは兄弟で、丸屋百貨店のご子息。」
丸屋百貨店のご子息って、子供って事。
なのに、なんで、私たちと一緒に入社なんかしてる訳ですか。
「小野さん。どうして、ご子息の田村君が私たちと一緒に入社したの。」
「話すと長くなるから、昼休みにでも話すね。私は田村陽人でなく、雅人が好き。」
雅人って誰ですか。
頭の中がかなりややこしくなって来たぞ。
ややこしくなった頭の中に、ややこしい奴が又進入して来た。
中林君が私に囁いた。
「同じ一階の食品売場で、俺は嬉しいよ。花梨ちゃんって呼んでいいかな。」
中林君赤い顔してるし、かなりヤバい状態かもです。
軽くめまいもしてきた。
これって、モテキって奴ですか。
だから、私には彼氏がいるんです。
モテても困るんですよ。
私たちは担当部所と名前を言う。
田村君が自己紹介した時、女子社員がざわつく。
私は気にもならなかったが、横にいた小野さんが言った。
「田村君イケメンで店長と同じ名字だから、花梨ちゃん意味わかるよね。店長とは兄弟で、丸屋百貨店のご子息。」
丸屋百貨店のご子息って、子供って事。
なのに、なんで、私たちと一緒に入社なんかしてる訳ですか。
「小野さん。どうして、ご子息の田村君が私たちと一緒に入社したの。」
「話すと長くなるから、昼休みにでも話すね。私は田村陽人でなく、雅人が好き。」
雅人って誰ですか。
頭の中がかなりややこしくなって来たぞ。
ややこしくなった頭の中に、ややこしい奴が又進入して来た。
中林君が私に囁いた。
「同じ一階の食品売場で、俺は嬉しいよ。花梨ちゃんって呼んでいいかな。」
中林君赤い顔してるし、かなりヤバい状態かもです。
軽くめまいもしてきた。
これって、モテキって奴ですか。
だから、私には彼氏がいるんです。
モテても困るんですよ。