ドキドキのち、マイラブ
涙が止まんないや。



本当に俺って諦め悪いよな。



ごめん。花梨俺苦しくてどうしていいか分からない。


花梨を抱き締めようとすると強く拒まれた。



花梨おまえの決心は固いようだな。



おまえを泣かせたくないのに、



俺って最低だったな。



花梨苦しいよう。別れたくよう。



花梨は俺に背を向け真っ暗な浜辺を歩き出す。



花梨を一人で帰す訳には行かない。



花梨が好きだから、ここは男らしく別れるしかないのだろうか?



「花梨車に乗って今日はこのまま送るから、


もう一度話し合おう。」



花梨はもう話す事は何もないと又歩きだした。



俺は必死に花梨を追う。



俺から逃げようとする花梨。





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