ドキドキのち、マイラブ
陽人の車に乗る。



「寒くはない?」



「ごめんね陽人車が砂たらけだね。」



そんなの気にしねぇよ。と笑う陽人。



私が話そうとすると、今は何も言わなくていいから。


陽人は車のエンジンをかけた。



「とにかく帰ろう。」



私は頷いた。



陽人がシートを倒してくれた。



「眠れなくてもいいから、体を休めろ。」



「うんそうする。」



こんな状態で眠れる訳がないと思っていたのに、



私はすっかり眠ってしまったようだ。



陽人に着いたよ。と言われ目が覚めた。



やだ!私本当に眠っちゃったんだ。





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