先生のお嫁様は高校生
蹴られたお腹、太もも、背中がまだ重く痛んでる。
そんなあたしに気遣ってくれながら、あたしたちは部屋の中へ入った。
「比嘉さんは、あのお父さんにいつも耐えていたんですね。
でも、変なところに行くのは許さない」
「‥と…じょう…?」
「俺と、結婚してください。
そうすれば俺は君をこの家で住まわせることができる」
東条、いま何て言った!?
け…結婚!?
「冗談だよね…?」
「いたって本気です。
夫婦なら、一緒に暮らしてもいいんですから」
そっ…そういう問題!?