先生のお嫁様は高校生
ヤバい、
見つかった…っ!
っていうか、
なんで東条が…!!
「比嘉さん!」
逃げようとして、
腕を掴まれた………‥‥‥
『マイ』
「きゃっ…!」
パパがあたしの腕を掴む時は、
必ずあたしはどこかに痣を作っていた。
忌々しい記憶が思い出されて、
東条の手を振りほどいた。
「比嘉!」
馬鹿だあたし。
制服でこんなとこ来て、目立つに決まってるのに。
とりあえず東条からは何とか逃げたけど、
今いる場所が分からなくなった。