あの頃より きっと。
「俺のせいです」





冗談っぽく親指を立てた風磨に、雷は唖然としていた。





「マジ意味分かんね。つか今言いかけたよな?彩、って」





雷は不思議そうに首を傾げて、風磨を指差した。

風磨は、雷の目力に負けそうになって目線を逸した。
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