あの頃より きっと。





「まさか、彼女さんじゃないでしょうね!アンタに彼女ができるわけなんてないもん!あっはっは、失礼しましたー」





嫌味たっぷりに言う母親を壁を挟んで睨みつけながら、無視して家を出た。

今日は玲奈と、出かける。

わがままでもなんでも聞く。



玲奈のために過ごす。


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