あの頃より きっと。
彩穂が泣きながら言った。





「似合ってないって言われたらどうしようかと…」





彩穂の顔がぐしゃぐしゃになって、風磨は笑った。





「たかが髪型だろ?なんでそんな気にすんの?」






――好きだからだよ、風磨。
< 77 / 477 >

この作品をシェア

pagetop