敏腕美人秘書のみゆきさん ■


きっーーー


「きすっーーーあのっ
 えっ?!!」


「ふぅん。深雪さんって
 不意打ちに弱いんですね?」


にっこりと
優しい笑顔の斉藤君。



もう、
ドキドキが止まらなくて



もう、なんなのかわかんない。



「深雪さん。さぁ、
 僕と 恋の喜び 感じましょう?」


斉藤君がまた
にっこり笑って、
手を差し伸べた。


私は、
ただただ吸い込まれるように
その手を取った。




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