敏腕美人秘書のみゆきさん ■
おしまい。ありがとうございました。


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「そういえば、ライチってなんだったの?」

「え?
 気が付かなかったの?」

「え?何が??」

「ほら、前資料集めの時
 フルーツや花の言葉を探したときにーーー」

「・・・なんだっけ?」



「・・・はぁ。
 仕方ないなぁ。教えてあげる!

 俺と一緒に、もう一度愛し合おうってこと!!」

「えぇ??

 って、きゃっ。」





「ミユキ。俺の名前を呼んで。」

「-----・・・ボソ。」


「聞こえない!」


「だって、恥ずかしいし。斉藤くぅんーー」

「そんな顔してもだめ。
 かわいいだけだから。」

ちゅっ。



こうして
夜はまたすぎていくーーー。








ライチの花言葉。『恋の喜び』








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