敏腕美人秘書のみゆきさん ■

ところが、


さすが、深雪さん。

すぐに社長の居場所が分かったらしく、
車をまわさせる。


「深雪さん。」
「ありがとう、斉藤君。」

ふわりと
軽い身のこなしで、助手席に滑り込む深雪さん。

思わずすらりとした足に目を奪われる。



っていうか、
俺、
あっさり深雪さんを助手席に乗せてるけど、

これって、
結構緊張。

なんて、心で思いながら、
社用車のハンドルを握る。


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