敏腕美人秘書のみゆきさん ■
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「はぁ??少しずつ前進??
 だっせーーぇ。
 高校生かよ!!」


あははは。と隣で
拓也が笑った。


相変わらず、豪快に笑うやつだ。

「--うるせぇ。」

俺は、
ぐいっと残りのビールを
一気に飲み干した。


ちっ。

喋るんじゃなかった。


となりで 
まだ
笑っている拓也を横目で見る。





「ってか、
 拓也・・・また新しい女ができたのか?」


拓也の首から
チェーンにかかったリングが光る。


コイツは
女ができると
ペアのリングをプレゼントする。


「あぁ・・・・まぁ・・・な」

歯切れが悪い。

もしかして・・・

「会社の人かーーー」

俺は、
ふぅとため息をついた。


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