敏腕美人秘書のみゆきさん ■

ちょっと
考えるそぶりを見せたが

「わかった。拓也。」

と言って、
コイツは
にっこりと笑い返した。


あぁ、
やっぱり
なんかーーー


「ウソくせぇ」


ぽつりとつぶやいてから、
ガタンと
椅子に腰かけた。


そいつも
一つ席を開けてから
椅子に腰かけた。

ちらりと
ネームプレートを見る。


斉藤。

ふぅーん。

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