敏腕美人秘書のみゆきさん ■
まぁ、
この飲み会がきっかけで、
コイツと仲良くなって、
意気投合して、
同期の中で
こんなに『悪友』と呼べるようになるなんて、
この時は
夢にも思わなかった。
コイツが、深雪さんにここまで惚れるなんて言うのも
予想外だけど。
いつか
コイツに
俺のおかげで社長秘書の「深雪さん」と
一緒になれたんだぞって言える日はくるのだろうか。
そんなくだらないことを思いながら、
俺は今日も
親愛なる悪友様に
「なぁ、飲みにいかねぇ??」
ってラブコールを送るのだった。