ありえへん!!



「ん?どうなんだ?」


正直、キスすら考えてなかったからそれ以上なんて勿論考えたことすら…ってか 男に惚れたのは生まれて初めてだ。


男同士がどうするかくらいはおぼろげながら分かるが…


「お、俺…そんなこと考えたこともな かった」


やっぱりそうだよな。


「安心しろ。いきなり襲うとか思ってな いし」


「お、お、襲う?」


どっから声を出してんだよ。


てか、この寒空の公園で何でこんな話をしてんだろ。


「ほら行くぞ。そんなことは追々考えたらいいんだから。今は…今のことを…お 前と一緒に居られたら俺はそれでいい」


「せ、先輩、は、はい」



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