ありえへん!!
「今はやってないんですか?」
「あぁ。してる暇がないな。たまにジムに行くくらいだ。仕事に追い捲られてる。お前は?向こうで」
「俺もやってません。やっぱり時間取れないし、一人で出来るもんじゃないんで」
「そうだよな」
山科先輩とは確かに部署は一緒だがまだそんなに話したことはなかった。
先輩はやり手でいつも忙しく動き回ってるから。
仕事に対してはかなり厳しいらしいが気さくな質で人望も厚く上司陣からも一目置かれているとと大川先輩達が教えてくれた。
こうして話してみると先輩達が言ってたことがよく分かる。
本当に体育会系で頼りになる人やな。