完ぺきヤンキーと出会った子猫ちゃん
「え、だって私の顔みて機嫌悪くさせちゃったから……。
私、不細工すぎだから……」
半分、落ち込みながら謝ると……。
急にイケメン少年が笑いだした…。
え?何事???
何で笑ってんの???
「君、おもしろすぎ!俺、1回も君の事を不細工なんて言ってないよ?」
え??
「でも、顔真っ赤にしてて…」
だから、機嫌悪くしたと思って…。
「ぁあ、あれは君が可愛かったから!」
は?誰が?可愛いの???
「すみません、お聞きしてもいいですか?」
「んー?なに?」
「誰が可愛いんですか?」
「ちゃんと、人の話しは聞こうね!
俺が可愛いって言ったのは、君だよ!」
ぇ?え-----------------------?
私は、どんどん顔を真っ赤にさせていく……。
落ち着こう……。
一旦、冷静になるんだ…。
「あの、私が可愛いなんて絶対に視力落ちてますょ?私、いい眼下しってるんでおすすめしますょ?」
なんて、言うとイケメン少年はまた
笑いだした……。
つ、次は何事???
「大丈夫だょ!視力は落ちてないから」
「え、でも私可愛くなんてないです」
「んー、そんなことないよ?君、蓮華高校でも1番可愛いって有名だし♪」