もしキミと恋ができたなら
1

「りぃ、おはよー!!」


桃、相変わらずテンション高い。



「りぃー!!会いたかった!!」



沙由はそれ以上だった。



夏休み、そんなに楽しかったの??



2人に、ピンクのオーラがあたしには見えた。
誰だって、見える。
こんなに、恋する乙女になってたら。


それから、2人はガールズトークを始めた。
聴いてるだけで面白いから、いいんだけどね。


始業式の時間になった。
あたしは、2人に先に行ってもらうように言った。
やりたいことがあったから。









< 4 / 27 >

この作品をシェア

pagetop