もしキミと恋ができたなら

「あ、まさか俺ら、ラブラブに見えるんじゃね?」


「見えないから!!あなたとさっき知り合ったばかりだし!!!!!どこがラブラブに見えんのよ!!」


「まぁ、大丈夫っしょ。俺、お前に女として全然興味ねぇし。」


「そう言われなくても、こっちから、お断りです!!!」


東京ボーイがこんなに最低な奴だったなんて。
東京ボーイは、もっといい人なはず。
この人は、異常なの!!??



「あ、俺に学校案内してくれねぇ?さっき、学校周りしてねぇんだよな。友達、りぃしかいないし。」


「んー、じゃあ先生と友達になったらいいじゃん!!!!!先生、めっちゃいい友達になると思うよ。」


東京ボーイは、腹を押さえて笑った。



「おもしれぇこと言うなよー!!しかも、そんな真面目な顔で。」


「真面目に言ってるから!!」


「ま、いいや。俺、書類とか出し忘れてたから職員室行ってくる。20分後、玄関にこいよ!!」



そう言って、去っていく東京ボーイ。
なんで、あたしが・・・・。















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