好きだよ!
それでも尚を好きな自分が

嫌いで、嫌で、

でも尚の事すごく好きで

大好きで、もどかしくって。

そんな感情だって言えるわけがなかった。

素直になりたかった。


でも無理だった、私にはできなかった。


「直、」

「やめて!!」

手に触れた尚のことを

思い切り拒絶した。

そうすることでこれ以上、尚に浸るのをやめさせた。

私なんか、本当は尚と付き合えて無いハズの運命なんだから

少し傷ついたって

今まで幸せ過ぎたんだ。

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