好きだよ!
そして。

何時間かに渡る入学式が終わり、

解散しようとしたとき。


・・・

「お母さん・・・。」


どこ行っちゃったの?


って

「・・・わっ。」

「・・・っと。」


お母さん探しに夢中で、誰かにぶつかってしまった私。


「す、いませ・・・」


うわ、カッコいいこの人・・・。


「・・・大丈夫?

急いでるみたいだけどどうかした?

俺、新1年の三崎尚。お前は?」


「新1年の、

葉山、直。お母さんとはぐれて・・・。」


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