好きだよ!
それからちょっと尚くんのお母さん達と

話して。


また親同士が話し始めたから、

私と尚くんは裏庭に出た。


「なんか色々ありがとね。」


結局、尚くんに頼りっぱなしだったよ。

自分でお母さん見つけだけなかったし。

そんな気持ちも合わせてお礼を言うと。


「いや、俺もなんかごめんな。

元は俺の親がお前のお母さん捕まえてさ。」

「そうだったの?でも、うちのお母さんも

話し込んじゃったのは性格のせいだから。

ありがとう。」


「ううん。

こちらこそ。」


・・・どきん。

尚くん、笑顔、綺麗・・・。
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