1ヶ月彼女~憧れの先輩を追いかけて~



「俺今日言いたいことあって..言うね」

コクりと美來ちゃんは頷いた。

「俺小学校の時から好きだった。
 今蓮夜と付き合ってることくらい直で言われちゃったから
 知ってる。
 でも思い伝えたくてさ。

 もし俺にちょっとでも気があるのなら考えてほしい」

「え..?あ..あの。

 ご..ごめんなさい。今は蓮夜と付き合ってるし、

 蓮夜のことしか考えられなくて..

 でも私も今まで好きだったんです...

 言ってくれて嬉しいです。」



結果は大体わかってたけど、今まで好きだったという言葉に
俺はびっくりした。
もっと早く思い伝えときゃよかった。

「ごめんなさい...」

「謝らないでさ...もっと他の言い方にしてよ辛くなっちゃうから」


「ありがとうございます。私なんかを好きになってくれて本当に嬉しかったです。」


「あの..まだ諦めるって言ってないんだけど...?」

「え..あ...はい。」


とりあえず俺は想いを伝えた。

こんな俺だったけど好きでいてくれてよかった。

金髪にするつもりはなかったんだ。

だから俺はさっそく今日すぐ戻すことにした。

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