アシタのナミダ
ラヴェンダーカラーの蝶々
繰り返されるカウンセリングで、いろんな事を思い出したよ。
どうしてだろう。思い出すのはアナタの事ばかり。
私が生きてきた中で一番強く心に刻まれているからなんだろうね。
私達が過ごしてきた事は何があっても忘れない。
そう思ってるんだ。
「―――カレン」
「ジュリ。置いてくよ」
グレーのスカートを翻し、ラベンダー色の光沢があるリボンを踊らせた淡いピンクのシャツから伸びる白い肌の左手には、ブルーグラデーションのネイルの指に挟まれたメンソールのタバコ。
彼女はネオンの森へ誘い、私は抗えずに歩き出した。
どうしてだろう。思い出すのはアナタの事ばかり。
私が生きてきた中で一番強く心に刻まれているからなんだろうね。
私達が過ごしてきた事は何があっても忘れない。
そう思ってるんだ。
「―――カレン」
「ジュリ。置いてくよ」
グレーのスカートを翻し、ラベンダー色の光沢があるリボンを踊らせた淡いピンクのシャツから伸びる白い肌の左手には、ブルーグラデーションのネイルの指に挟まれたメンソールのタバコ。
彼女はネオンの森へ誘い、私は抗えずに歩き出した。