アシタのナミダ
黒だけの世界Ⅰ
「―――ジュリ」
降り続ける雨が、何もない黒一色の世界に光を注ぐ。
私の足元には、キレイな身体。
「ただ一つ、怖い事は―――」
ああ、声が聞こえる。
降り続ける雨が、何もない黒一色の世界に光を注ぐ。
私の足元には、キレイな身体。
「ただ一つ、怖い事は―――」
ああ、声が聞こえる。