ホットココアのキミ

幸せな時間

「じゃぁ、そろそろ帰りますか?」

「あ、そうだね。もう11時か…お会計…」

「俺、出しますよ。」

「え、悪いよ!」

「いーの。払わせて」

「え、でも…」

「じゃぁ、今度手料理のご飯、ごちそうしてください。それでチャラ。オッケー?」

「え、わ、わかった…ごちそうになります…」

そういって軽く頭を下げたら、優しく撫でられてまたドキドキしてしまった。
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