ホットココアのキミ
「…はぁ…先輩、あんまりかわいい事いうと知らないですよ?」
「え???」
「いえ、ちなみに…」
「何??」
「ヤノっちってやめません?さっきの矢野くんはなしで。あ、ついでに敬語やめちゃいますけど」
「敬語は全然かまわないっていうか、そのほうがいいけど…じゃぁ…なんて呼べば…いい?」
「下の名前。…知らないなんてこと…」
「知ってるよ!!!」
「じゃぁ、呼んで?」
「…こう…きく…ん…」
「ん?聞こえないよ?ってか“くん”は無しで」
「もう!聞こえてるんじゃん!!」
「呼んでほしいんです」
そういって満面の笑みで私を見つめた。
「え???」
「いえ、ちなみに…」
「何??」
「ヤノっちってやめません?さっきの矢野くんはなしで。あ、ついでに敬語やめちゃいますけど」
「敬語は全然かまわないっていうか、そのほうがいいけど…じゃぁ…なんて呼べば…いい?」
「下の名前。…知らないなんてこと…」
「知ってるよ!!!」
「じゃぁ、呼んで?」
「…こう…きく…ん…」
「ん?聞こえないよ?ってか“くん”は無しで」
「もう!聞こえてるんじゃん!!」
「呼んでほしいんです」
そういって満面の笑みで私を見つめた。