ホットココアのキミ

「えっと…とりあえず、またホットココアでいいですか？」

「あ、うん。ありがとう…」

また、光輝が一人キッチンに消えて行ってしまったのでさっきのソファーに私は座って待つことにした。

そんな時、ふと頭によぎった疑問。

「ねぇ、光輝…」

「んー？」

「なんでいつもホットココアなの？」

「え？」

「仕事とかで差し入れてくれるのって普通だったらコーヒーじゃない？」