ホットココアのキミ
「…ヒナ」

「ん?」

少し視線を上げるとそこには真剣な目をした光輝の顔があった。

なんとなく感じた…




“キスの予感”



私がそっと目を閉じると彼の顔がさらに近づくのを感じた。

はじめてのキスは二人とも遠慮がちに触れるだけのキス。

唇が離れて目を開けると、目の前の光輝と視線がぶつかった。

そしてお互い何も言わず、再び顔を近づけ深い口づけを交わした。

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