明るい光のその先に
誰もいない旧校舎
なぜか私はここにいた
そしてなぜか、男の人が…沢山いる
怖い怖い怖い怖い
私は
真ん中に立っている女の人を見つけた
それは美玲さんだった

「男達…ヤっちゃいな」
「おおおお!」
私は走ってドアを開ける

「残念…鍵がかかってるから
開けれません〜♪」
私は男子に取り押さえられる

(なにするつもりなの!?)

男子は私の服を脱がし
ガムテープで口と手を縛る

「んー!んー!!!」
光!光!光!
美桜…

すると美玲は立ち上がり
「ごゆっくり〜」と言って
窓から出て行った
そこで私は気づくここは一階で
あの桜の木が真っ正面に見える

「んんー!」

涙が溢れた
怖くて…悲しくて…虚しくて…
助けて欲しくて…だけど声は…








出ない。

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