明るい光のその先に
第九章【狩人は二人】
光がやたらめったら…
圭くんといるようになった
私には恐ろしい考えをしていると
わかってしまう…

なぜか…ネックレスをかけている間は
声なき声が聞こえるから…

桜の木はあれから人間になることはなく
美桜の存在も消えていた…

蓮に言っても「誰だ?」としか言わない
とにかく、光は犯罪をしようとしている

私も本井美玲には恨みがある…

この学校を支配する悪い奴…
桜の木を傷つけて…
お兄ちゃんを傷つけて…

最低な人間…

計画日時は今日…
光が押すはずだったが
私が転んで押してしまうと言う事故に
見せかける…

光…貴方だけをマンモス狩りに
行かせない…

貴方だけを…狩人なんかに
絶対しない…
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