【 腐りかけのteenager  】
気がつけば、リョウ君の手が自然と私の胸に…。

私はお酒とキスの心地よさに、自然と身を任せていた。

何の抵抗もしないまま、私はなすがままだった。

高校生になる私にとって、エッチはとても興味深い世界だったから―

このまま、バージンを捨てたら私も大人の女になれる。

なぜかそんな風に思っていた。

周りの友達のエッチの体験話しを聞く中で、私はいつもネタの提供が出来ず、一人黙っていた。

私の話はいつも本で読んだ事だけ…。

周りのみんなをとても大人に感じていた。

早く仲間入りしたい…。

その一心で、私はリョウ君にバージンを捧げる覚悟をした。
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