【 腐りかけのteenager  】
リョーも段々とお化粧も上手くなり、ますます可愛くなっていった。

私達は二人だけの秘密も増えていった。

お互いの彼氏の事や、エッチの事、ナンパの事・・・。

二人の時間を共有すればするほど、二人だけの秘密は増えていった。


「私ね、実はリョーに初めて声掛けた時、めっちゃ勇気出したんだ。ずっと友達になりたいと思ってたんだけど、周りに冷たいバリア張ってたからなかなか自分から声かけにくかったっていうか・・・。怖がられたらどうしよう・・・とか・・・。」

「そうなんだぁ~。私は逆に、ああいう風に突っ張ってかっこいいなぁ~って、凄く憧れてたんだよー。私もああいう風に成りたかったけど、田舎者だからなかなか勇気無くてさぁ~・・・。」

「えぇ~!そうだったの?だからスムーズに受け入れてもらえたんだね~。」

私達は何だか凄くおかしくなって、二人して笑っていた。

私は、自分の弱い部分をリョーには話してもいい気がした。

それは、いじめられていた自分の弱い時の事。

でも、援交の事だけは他人に話せない・・・

それが、いくら親友であったとしても・・・。

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