【 腐りかけのteenager 】

私と彼氏の出会いは今年の春だった。

レミと遊んでいる時に突如、加わって来た。

いわばレミのヤンキー友達だった。

私達はお互い一目惚れをして付き合うのにそんなに時間は要さなかった。

彼氏の名前は智也。

本当にかっこいい。

だから変な話をして、ややこしくなるのは嫌だった。

私は智也を失いたくない。

ただその一心で、電車男の存在を私は言わなかった。

智也は私が受け取った紙を見て、すぐに電話をした。

えっ・・・？

電車男にかけて文句言うの？！

「もしもし？俺！久しぶりー。」

どうやら智也は友達に電話したようだった。

「俺の彼女が変な奴に関わってさぁ・・・。近藤太一って奴知ってる？お前と同じ駅だから、多分同じ学校じゃないかな？って思って。」

そんな事を聞いてどうなさるおつもり？？

私はそのまま電話の会話を聞き入った。