【 腐りかけのteenager  】
「マキは何も心配しなくて大丈夫。俺ならやられないから。」

えぇ・・・。

知っておりますとも。

あなたが強い事は・・・。

喧嘩慣れしてるでしょうし。

私はあなたより、電車男の命の方が心配だわ・・・。

「殺しちゃ駄目よ・・・。」

いちをね・・・忠告までに・・・。

「捕まるような事だけはしないでね。智也が捕まったら悲しいよ・・・。」

「分かってるって。」

そう言い、智也はバイクの後ろに道具を積んだ。

「えっ・・・?今から行くの?」

「当たり前だろ!熱が冷めないうちに!もうお前に2度と近づくなって言うだけだから。この棒は脅しのため!!」

「そ・・・そう・・・。気を付けてね・・・。」

私は後ろ姿を見送った。

そんな特攻服来て・・・。

それだけで十分威圧感ありありなんですけど・・・。
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