【 腐りかけのteenager  】
「ところで、マキちゃんは何で看護師になりたいの?」

「・・・今まで親に色々迷惑かけたから、次は私が面倒を見る番かなって・・・。それに・・・。」

私はふと、我に返った。

私何こんなところで真剣に答えようとしてるんだろう・・・。

恥ずっ。(;^_^A

「それに・・・?」

モデル男は意外と人の話を真剣に聞いていたようで、聞き返してきた。

「・・・それに、制服可愛いし、給料良いし。親友と一緒に看護師になろうって約束したんだ。結構安易な理由~!」

「そっかぁ~。安易な理由でも、ちゃんと夢に向かってるって良い事だよ。」

「あぁ・・・。そりゃぁどうも。」

私は焼き鳥を手放す事が出来ず、永遠と食べていた。

・・・・・・・。

どこからともなく送られる痛いほどの視線・・・。
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