【 腐りかけのteenager  】



・・・・・・・・・・・・・・。



私の思考回路は明らかに付いていく事が出来なかった。

「えっ・・・?何言ってるの?冗談でしょう?」

「・・・・・・。」

「ねぇ!答えてよ~!冗談だって言ってよー!!結婚するって約束したじゃない!私が働く代わりに、智也は主夫してくれるんでしょ~!ねぇー、何で?何でなの~?」

私は泣きながら智也を力一杯揺さぶった。

智也は布団に隠れたまま顔を出さなかった。

私が智也を問いつめても智也は、

「ごめん・・・。」

その一言だけだった。

私は2時間は智也の目の前で泣き続けた。

「理由言ってくれないと別れない~。」

「ごめん・・・。」

「嫌なところ合ったら直すから~。お願い・・・捨てないで・・・。」

「ごめん・・・。もう決めた事だから・・・。これ以上泣かないでくれ。心が痛む・・・。」

私は納得出来ないまま、智也の家を後にした。

私のあまりの忙しさに、智也は着いて来られず私達の間にはいつの間にか埋める事の出来ない溝が出来ていた・・・。

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