【 腐りかけのteenager  】
「何でこんな店に来ちゃったの?」

私は尋ねた。

「君なら、こんなとこに来なくても女の子寄ってくるでしょぉ~?」

「まぁね。」

はぃ・・・?

自信化かよ!!

私は引きつる顔を必死に押さえながら、ニコニコしていた。

若い子との関わりははっきり言って苦手・・・。

オヤジなら上目線で対応可能だが、若い子はどうも苦手・・・。

何故か恋愛対象として意識してしまう自分がいるからかも知れない。

と、沈黙が数分流れた。

「もしかして新人?」

「うん・・・。ばれた?」

「会話の持って行き方が初心者だよ!はぃ。ここ来てみて。」

そう言うと、男の子は私に名詞を差し出した。

『 Crazy Cats    流 星 』
< 236 / 312 >

この作品をシェア

pagetop