【 腐りかけのteenager  】
飲み会当日、彼は全身をGucciのスーツに身を包んでやってきた。

えぇ~・・・・。ΣΣ(((゚`Д´゚ノ)))ノア…アリエナイ!

ドン引きなんですけど・・・。

時代の差だろうか・・・?

全身ブランドなんて、今の時期流行らないっつーのー!!

心の中で叫びながらも、先輩達を横目でチラ見した。

かなり硬直気味!!

はぁ・・・。(。-д-)

やっぱり飲み会なんて設定するんじゃなかった・・・。

私が変な奴から名刺を受け取ったと完璧思われたぁ~。

私は後悔の嵐だった。

もちろん、飲み会は盛り上がりに欠けた。

会話が下手くそ!

男のくせにぃ~。

だからその年まで独身なんだよ!

そんな事を心の中で叫びながら、私は仕方ない!

と、夜のバイトで鍛えた話術でみんなを魅了した。
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