【 腐りかけのteenager  】
健二さんはこんな私に虜のようで、後半ずーっと私にベッタリだった。

「マキちゃん可愛い!」

「マキちゃん、絶対彼氏いるでしょ~?」

ずーっと、この話題だった。

ネタのない奴。

そんな事を心で思っていた。

面白くない飲み会は、3時間で膜を閉じた。

私は店を出るなり先輩達に誤った。

「本当にスミマセン!!あんな奴が来るとは・・・。しかも連れも最悪だ・・・し。」

んっ・・・?ΣΣ(・c_,・。ノ)ノエェッ

そうでもないらしい。

先輩はちゃっかり、連れの男と番号交換♪

私の冷や汗はさっと吹き飛んだ。
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