【 腐りかけのteenager  】
私は為すすべがないまま、ただただドアを眺めながら朝を迎えた。

同棲3ヶ月で浮気ぃ~?!

私の怒りは爆発寸前だった。

あぁ~!!

何でこんなにイライラしてる時にも、お腹は空くんだよ!!

私は冷めた夕食に、箸をグサリ!と刺しながら黙々と食べた。

私に平凡な幸せは来ないのか?

なんで私が、本気になると毎回男に逃げられるんだよぉ!

そんな事を思いながら健二さんの帰りを待った。

結局この日は健二さんの姿を見られないまま、私は仕事に行かなくてはならなかった。

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